ただ、君のために。
アクエリアスのCMが話題だ。バズってる。
スポーツに励む息子・娘を陰ながら支える母や父の愛情を描いたテレビCM「少年野球」篇、「サッカー部」篇、「バレー部」篇の3本が全国で放映される。
出典/Uruがthe pillows「Funny Bunny」をカバー、「アクエリアス」テレビCMソング | Daily News | Billboard JAPAN
ストーリーはベタでもある。
ただ、心は動かされる。
というか、ものすごく動かされた。
アクエリアス買おうと思った。
いろんな要素がドンズバで刺さった。
ちょうど娘が中学で部活をはじめた所だし、
ちょっと反抗期でもあったり、
「ありがとう、のためじゃない。
ただ、君のために。」
というコピーに、親となってわかる感情に
あらためて気付かされたり、
そもそも自分の学生時代には、親がそう思ってくれてたんだろうなと思いを馳せたり。
さらに楽曲がいい。
the pillows「Funny Bunny」。正直この曲はあまり知らなかったが、the pillowsには、大学時代に一時メチャはまった。特にオーストラリアに単身旅行になってしまった時なんかは、アルバム「Please Mr. Lostman」を相当リピートして聞いた。このアルバムだけが、頼りだった。
大ヒットはしないのに、ずっと活動し続けており、アーティストからの支持も厚い。どこか哀愁漂う感じがあるような、でも古びることはない、まさにオルタナティブ(時代の流れに捕われない普遍的な価値を求める精神)な存在。
そんないろんな要素が
今の時代に、時代を超えて訴えてくる。
感慨深さが溢れてくる。
読後感、ならぬ、視聴後感の爽やかさは
アクエリアスというブランド価値を、
またこのブランドとのエンゲージメントを
必然的に高めている。