スカーレット
いくつかログを書いてみて、
なんか文句ばっか書いてるなーと、思う。
そういう精神状態だからなのか、
そもそも批判家きどり気質なのか。
わかってる風のことを言うやつ。
いずれにしても生産性はなく
無意味だ。
このログを書く目的は
アイデアを言葉にする、を鍛錬し直す
ということであって、
うまい記事を量産するとか、
あらためて文章書けるなーと自画自賛
するためのものではない。
ただただ、鍛錬。
だから、もっとフリースタイルでいい。
どっかひっかかったこと、
ひっかかりともいえない
ふんわりとした気づきや覚書でもいい。
そんな流れで見つけた良記事
連続テレビ小説「スカーレット」。
毎回凄いなあと思っていることがあります。
それは、どんな小さなエピソードでも小道具でも、いきなり出すことはせず、必ず「前フリ」があることです。
「スカーレット」は常にそれが出来ている。
それは、魅せたい場面がしっかりとあって、すべてのエピソードや小道具がそこに収斂していくように設計してあるからだと思います。
ヒロインの「演説」シーンも、ちゃんと前フリがあります。
「言いたい、お父ちゃんみたいに言いたい」→「女にも意地と誇りがあるんじゃ~!!」
「私の話、聞いてくれますか? ○○さんも聞いてくれますか?」→「家事は誰にでもできる仕事と言いますが、本当にそうでしょうか?」
「じっくり話そうか。こんな時間やけど」→「新聞社も好きだけど、荒木荘も好き。それで、何が嫌いかを考えてみました。それは、途中で投げ出すことです」
出典 スカーレット 何事もいきなり出さない
2 真木 彩花 2019/10/23 19:33
なるほどなー、と。
だから引き込まれるんだな、と。
もちろん脚本が素晴らしいんだろうが、
この記事も、
すごく的確で凝縮された、無駄がない
レビューのお手本のようだ。
タイトルもいい。
こういう文章が書けるようになりたいものだ。
日々の鍛錬だけが、その思いを叶える。