実は
実は〜、とか、こっそり〜、とか人の注意を引く言葉としては機能するが、それがよいものか、評価を下げるものかは結局中身次第。
あなたにだけ伝えます、という告白要素が聞く人の興味を高める分、期待値も上がる。それなりの内容、もしくはオチがないと反動も大きくなる。
面接時も同様で、ある意味、諸刃の剣。使い方には十分な注意が必要だ。特に大した特技や資格もなく、雰囲気合格を狙う身としては、このとっかかりをいかに上手く盛り込むか。それができれば、それも有効なスキルではあるが。
「話し方が9割」という本がベストセラーになっているように、話し方、話の持っていき方次第で結果は大きく変わる。面接という時間でいえば人生が変わる。
その割に話し方の訓練ってない。人生において重要なのに。投資の勉強も然り。百人百様であるからかもしれない。性別、年齢、見た目、声量、声質、滑舌、キャラクターなど、それらの要素が無限にかけ合わさって、その人の話し方になるわけだから。さらには年々積み重ねる時間の要素も大きい。どんな経験値を積んでいるか、とかも。
型はあるのかもしれないが、完全オーダーメイドなので、トレーニングすることでどんどん上達(?)することができるのだろう。
ただし、最も忘れてはならないのは、話す相手次第であること。話す限りは1人でなく、2人以上、今どきでいえば数万、それ以上の相手が存在する。
最も欠けてはならないのば、マナーかもしれない。